卒業生Interview

司法書士合格インタビュー(卒業生)

実務法律科卒業生
<プロフィール> 岐阜県の商業高校卒業後、社会人を経験、その後本校実務法律科入学/卒業。本校卒業後、司法書士事務所に就職し、働きながら司法書士試験を受験。
<所有資格> [本校在学中に取得] 宅地建物取引士、FP3級 [本校卒業後に取得] 行政書士、FP2級、日商簿記3級 ※2025年度司法書士試験合格

本校を卒業してから司法書士合格までの経歴を教えてください。

学校からの紹介で、司法書士事務所にフルタイムで勤務していました。卒業して専業で勉強する手段もありましたが、収入面での不安の解消と実務にふれたいと思い、働きながら目指すことに決めました。卒業してから数年経ってからの合格だったので、よかった選択かは分かりませんが、たくさん経験を積めたので、後悔はありません。

司法書士をめざしたきっかけを教えてください。

専門学校に入学する前、工場に勤務し毎日同じ作業をしていました。将来を考えた時に定年がなく、個人でできる仕事について考えました。そんな中調べると自分には法律系の資格が向いていると思い、受験資格要件のハードルが少ない司法書士を選びました。当時調べていた時、簡裁代理業務、後見業務等、メインの登記業務以外にも携われることが多々あったのも決め手でした。

中京法律専門学校の思い出を教えてください。

どの法律科目も基礎から丁寧に教えていただけたのが印象的です。法律・条文の組立て・趣旨・目的等、一つ一つ初学者の自分でも分かりやすく、興味が持てました。先生方も博識で、自分の無知さを痛感できたので、学ぶ楽しさや向上心等もより芽生えたと思います。

司法書士試験の勉強方法についてアドバイスをお願いします。

どれぐらい時間を掛けるかにもよりますが、「自分自身見つめる」ことと「しないこと」を決めることが大事だと思います。試験の覚える内容が多いので、より合理的にという気持ちになると思います。ただ、いくら合理的でも、自分に合わないとモチベーションもあがりません。また、不安になって「これもやった方がいい」と思ってやることを増やすと結果全て中途半端になります。私は合格時「条文の素読」をしました。これは人によっては無駄という人もいますが、私にはテキストを読むより条文の方が前後の比較や作りの気づきなど発見がありました。

これから司法書士試験合格をめざす後輩にアドバイスをお願いします。

「合格したい」という気持ちを大事にしていただきたいです。これからのAI時代による不安や周りの声を聞いてしまい、どうしようか迷うことがあると思います。ただ、合格する人はそんな不安を越えた人だけが手にするような気がします。「合格した後のことは合格した後に考える」ぐらいの気持ちで自分の意思を大切にしてほしいです。

今後の抱負・目標などがあれば教えてください。

地域のコミュニティとしての事務所経営が出来たらいいなと思います。社会問題を解決したりすることはもちろん、人と人とのつながりが持てたり、気軽に相談出来たりするような人の役に立てることが実感できるような事務所です。その上で、気が向いたら予備試験等の合格を目指して、弁護士資格を取るのもありかもしれません。

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