卒業生Interview

司法試験 合格インタビュー

2014年 中京法律専門学校法律科入学(中央大学法学部通信教育課程併修)
その後、中央大学転籍試験合格、名古屋大学法科大学院(法学既修者コース)修了
※2023年12月取材

進路:司法試験合格(弁護士へ)

司法試験に合格した今の率直な気持ちを教えてください。

嬉しさもあるのですが、とにかくほっとしています。

合格のために必要なことはどこにあったと思いますか?

問いに答えることにあったかと思います。合格に必要な法律の知識は通常であれば、一定程度の勉強で誰しも習得できるかと思います。しかし、問われていることに答えなければ、試験問題を解くことはできません。何を当然のことを言っているのかと思われるかも知れませんが、問われていることに正確にそして点数がもらえるように答えるということは、(少なくとも私にとっては)案外難しいです。もともと読解力や表現力が十分ある受験生であれば別ですが、何が問われているのかを問題文から適切に読み取り、それに答えることができるように訓練をすることは必要不可欠だと思います。

司法試験合格に向けた勉強時間は1日平均あたりどのくらいですか?

勉強時間それ自体は意識してはいなかったので分かりません。基本的にアルバイトで書籍代や答練代等を稼いでいる時以外は勉強をしていないといけないと思ってはいましたが、案外勉強だけをしている時間というのは他の受験生と比べると多くはなかった気もします。アルバイト期間を除く最後の2年は、遊んでいる日以外は大体常に勉強していたかと思います。

勉強方法について意識していたことがあったら教えてください。

各科目でバランス良く得点することを意識していました。司法試験本試験は論文8科目と短答3科目の合計点で合否は決まります。たとえある科目が得意でも、悪い成績を取る科目があれば相殺されてしまいます。理想を言えば全科目を得意科目にしたいところですが、そのような頭も時間もない以上、他の受験生が取ってくる部分は落とさず、自分が得意な部分では差をつけられるような勉強ができているかを意識していました。

受験勉強の一日の過ごし方、また息抜きにどのようなことをしていましたか?

最後の2年は、ほぼ毎日、論証の暗記などに集中したい時や過去問を本番同様に解く練習をしている時以外は、大体常に何かしら映画やYouTube等を流しながら常に勉強していました。ただこれはおすすめしません。息抜きは下手なので息抜きになったかは何ともいえませんが・・・

法曹・司法試験をめざそうと思った動機を教えてください。

父がかつて司法試験を目指していて、司法試験の過去問等を見ることもあり、司法試験というものを身近に感じていたことが当初の動機かと思います。中法に入学した後は流れで転籍をし、ローに進学しました。特に熱い動機があったわけではないのですが、自分が最大限努力してなれるものは法曹だろうというやや消極的な動機でした。

今後の抱負を教えてください。(どの分野でどういう活躍をしたいか)

私は街弁(小規模な事務所に所属し、おもに地域内の案件を扱う弁護士)になる予定ですが、まずは基本的な分野をできる限り経験してオールマイティな弁護士になりたいです。将来的には、既存のスキームを組み合わせる等して依頼者の潜在的なニーズを開拓していきたいです。当然、依頼者に真に役立つことが弁護士の存在意義です。紛争には相手方も存在するため、常に依頼者のことだけを考えることはできませんが、自身の依頼者に対し最善のサービスを提供できる弁護士として活躍したいです。

[中京法律専門学校について] 入学しようと思ったきっかけは?

当初は編入を希望していたので、中京法律専門学校(以下「中法」とします。)には編入講座もあり、編入を目指す場所として最適だと考えたこと及び学費が低廉であることがきっかけです。通学可能圏内にあること、中大通教を併修できること及び説明会の印象が良かったことも副次的なきっかけです。

中京法律在学中に取得した資格はありましたか?

はい。検定を含めれば、ビジネス実務法務検定3級・2級、ワークルール検定初級、法学検定中級スタンダード及び宅地建物取引主任者(現・宅地建物取引士)を取得しました。

中京法律で学んだことは役立ちましたか?

はい。上記資格を取得できたのも、単位をきちんと取得し、転籍ができたのも中法で学んだことを最大限活用したからだと感じています。
また、名大ロースクールの入試で、民法Ⅰの定期試験で出た無権代理人の相続の論点が出され時には「これ、中法の民Ⅰでやったやつだ!」と思いながら解きました。実際、民事系科目では平均点以上が取れました。これが一番直接中法での学びが役立ったことかもしれません。

中京法律 在学中の思い出や印象に残っていることあったら教えてください。

先生にマンツーマンで授業をしていただいたことがとても印象に残っています。また、面接の練習など編入対策講座で大変お世話になりました。夏季スクーリングで中大に行き、同級生とスカイツリーなどを観光したことも思い出深いです。ただやはり一番の思い出は、中大の転籍試験に合格できたことかと思います。努力が報われることほど嬉しいことはないです。

中央大学通信教育課程併修のメリットを感じたことがあれば教えてください。

中法の単位を取ることで、レポートが免除される制度があるため、通常の通教生と比較して単位を取得しやすく、そこで大卒の資格を得ることができるというメリットがあると考えて併修をすることにしました。また、私は、3年次に中央大学法学部法律学科に転籍しました。転籍試験の受験には併修が必要不可欠でした。そして、転籍に伴う単位の認定も一般的な編入より転籍であることで多く認められたかと思います。これらの点はメリットであったと思います。

ロースクール選び、受験対策で後輩にアドバイスがあれば教えてください。 

基本的には、自分が進学できる中で最も合格率が高いロースクールに入ることを意識すべきかと思います。しかし、司法試験の受験資格を得たいからとにかくローに進学できればどこでもよいという発想は必ずしもおすすめはできません。入学区分ごとの留年率や合格率を参考に進学自体の是非を含めよく考えてください。
当たり前のことですが、受験対策については、適切な教材で適切な勉強をしてください。そのためにはまずは情報の収集・精査が必須です。中法は勿論のこと、SNSその他のインターネットを通じて調べてください。

司法試験合格をめざす学生は中京法律でどのような点を意識するとよいですか。

これは在学中に先生から言われていたことの受け売りですが、目標を決めたらそこに最短で到達できるルートを考えるべきです。私は、当初の入学の目的が編入であったため、編入・転籍についてはどうしても譲れないこだわりがありました。しかし、単に司法試験合格を目指すというのであれば、中法や司法試験予備校等を適切に利用し、司法試験本試験を見据え、予備試験合格・ロースクール入試を目指し粛々と勉強をすることのみを意識すると良いかと思います。

司法試験・ロースクール進学をめざす後輩・在校生へのメッセージ

当座の目標としてロースクール進学を検討することは良いのですが、最終的には司法試験に合格しなければ、悔いを残すことになるかと思います。変に脅かしも、安易に進学を勧めたりもしたくないのですが、法務省HP掲載の司法試験の結果のデータを見ていただければ分かる通り、最終的に合格できず失権される方も少なからずいます。何よりも、自分自身が悔いを残さないような選択をしてください。
司法試験を目指す以上、とにかくまずは過去問を解いてください。場合によっては、定評のある演習書を解いてください。そして、心身の健康には十分注意を払ってください。

これから中京法律への入学を検討している人へのメッセージ

中法の講義は分かりやすく、真面目に講義に出ていれば単位はそこまで取りにくいものではないため、自由に自分の時間を過ごすことができます。また、法律の専門学校という性質上、落ち着いた学生が多い印象です。中法は閑静な住宅街に位置し、隣には徳川園・徳川美術館があります。学生生活を派手に過ごしたいという人にはやや物足りなさを感じさせるかもしれませんが、私個人としては、中法は勉強をする環境としては非常に良かったと思っています。中法の入学をぜひ検討してみてください。

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